平成28年4月某日

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小美玉市内の道路案内表示板の交換工事に同行取材しました。
表示板を支持するポールと基礎を交換する工事です。
警察署への道路使用許可申請の通り、定刻の9時工事看板・交通誘導員が配置されたところへ当社土木班のバックホー・新規のポール・コンクリート基礎を積んだユニック車、高所作業車、1tダンプ2台の計4台で現場に入りました。再利用する案内板を外し、ユニック車で支持しながら既存ポールを根元で切断、回収。ポール基礎周りにカッターを入れ、基礎の掘り起こしの準備、基礎周りをバックホーで掘削、そして回収。新規基礎の所定の設置工程を踏み、ポールの建て方、表示板の再取付け、基礎周りのアスファルト復旧まで当社の依頼された工事範囲を約一日見させて頂きました。今日の作業環境は元請様でご準備頂き、当社の後のライン引きの工程に至る作業を見て、的確な工程で進めるための機械・資材の準備、熟練された技能者の配置等すべてに段取りの妙を感じる取材でした。
元請様、無事の工事完了、誠にありがとうございました。
土木班の皆さまお疲れさまでした。

平成28年3月某日

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水戸市内商業店舗の新築工事現場にて、店舗部分の照明器具の取付の様子を取材しました。
この天井の高さは3.6m。建築様によって敷設された足場を利用し、3人1組2班で作業を行っていました。先輩2人1組が照明の取付け及び結線を行い、昨年入社のT君は先輩が作業をし易いよう器具の開梱など下準備でサポートしています。この店舗部分の照明は全部で194台、同じ物が横並びに列をなします。効率的な器具付けをするために、建築様と綿密に打ち合わせ、予め足場の下に10台程度の間配りがなされ数列終るごとに下から上へと揚げるだけの運搬の効率化を図っておりました。また、器具付けのタイミングについても、建築様・他業種様と調整し十分な作業スペース・取付け時間を頂き全てにスムーズな作業風景でした。打合せや人員の配置、間配りなどの段取りが的確に行われているからですね。
建築様・他業種様ご協力ありがとうございました。また、T現場責任者様お疲れ様でした。

平成27年8月某日

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かつて施工に参画した鉾田市所在のメガソーラー発電所で、島間を渡るストリングケーブルの断線事故対応を同行取材しました。施主が地場ゼネコン様でPVメーカーS社が元請、当社はひ孫の立場で施工に参画させて頂いた物件で、この連絡を受け、修繕計画・手順書を立案、各上位会社様のご承認を頂き、担当主任技術者様・S社エンジニアリング様・直近上位社様のお立会いのもと、ストリング延長ケーブルの引替え及び、その接続を行いました。接続箱が独国のWM社製で、遮断機に接続する端子・その圧着器も指定品である為、材料は全てご支給頂きました。修繕工事完了後、エンジニアリング様により現場とS本社に届く運転データの整合、異常なきことを確認し作業を完了しました。
当社担当は、現場建設時より携わってきたU本部長が行いました。通常、この接続箱には直流の高電圧が流れます。また、事業用設備として運用停滞を招いてはならない、小工事ではあるものの手順を取り違えたら大事故にも繋がりかねない気の抜けない工事でしたが、手順通りに淡々と作業を進められるのはキャリアそのものだと深く感じ入りました。

平成27年6月某日

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原発事故のあった第一発電所から十数キロ南へきた冨岡町でのメガソーラー工事を取材しました。この工事は、実質的な乗り込みが3月初旬、5月末が工事完了。その後、各種検査及び受電・6月末引渡しという工程で行われ、当社の社名を懸けた工事と言っても過言ではない2.19MWの工事です。現場は除染済みで、工事の為の準備は万端に整われておりましたが、数百メートル先は防護服を着た除染作業員の方々が、まさに現在進行形で除染をしているさなかの乗り込みでした。我々の作業場は0.4μS/hにも満たないところでの作業となりましたが、時間と岩盤と天候不順との格闘でした。が、もとより被災地となった富岡町と施主様の復興に懸ける思いを元請様、上位発注者様と共に、その負託に応えるべく、これまで培った電気工事の経験と、太陽光工事の経験の蓄積を十二分に発揮できるチャンスと捉え臨んだ工事です。
また、工事スタッフは若手を除くかたちで編成し、いわき市のアパートを借りて泊り込みでの対応になりました。アレイの写真は、引込柱の装柱の為に借りた高所作業車を利用し、10m上空から撮影した圧巻の光景です。復興に懸ける皆様の気持ちと共にした感無量の一日でした。